【レポート】jRO&ココヘリ統合プランに加入しました

トレランをはじめて最初にしたことは「jRO」への加入

昨年春からトレランにハマり、少しずつ距離と高さと時間を伸ばし、奥多摩・奥武蔵を拠点に北アルプス・南アルプスまで遠征できるようになりました。

そんな私がトレランをはじめて真っ先にしたことは「jRO(ジロー)/日本山岳救助機構」への入会でした。

トレランをはじめる前から年に数回は登山を楽しんでいたので、山で遭難すると操作に多額の費用がかかるケースがあることは知識としてありました。

当時は1日単位で利用できるアウトドア保険に加入していましたが、トレランはそれなりに遭難リスクが高いので、捜索・救助費用が手厚い「jRO(ジロー)/日本山岳救助機構」に加入しました。

大切な家族が経済的負担を強いられることだけは避けたいですからね!

日本山岳救助機構会員制度「jRO(ジロー)」の主なポイント

日本山岳救助機構会員制度
入会金2,000円 (家族割引・団体割引あり)   ※消費税別途
事後分担金事後分担金
200円~300円の間の見込み(直近5年間の実績より)
注:年度終了後算出しますので、確定していません。
会費毎年2,000円 (家族割引・団体割引あり) ※消費税別途
捜索・救助費用550万円までの実費を補てん (下記の臨時費用を含む)
遺体搬送費用30万円限度
関係者駆けつけ費用30万円限度
謝礼費用1機関につき10,000円×10機関限度
病気による遭難・ 山行中の発病は100%補てん
・ 既往症、持病は削減あり
海外なし
死亡見舞金なし
講習会、研修等都岳連等へ委託開催
救助隊斡旋都岳連等と連携して派遣斡旋
継続計算書送付後に、金融機関口座から振替。
団体、家族割引等団体、家族割引ともにあり
制度の運営日本山岳救助機構合同会社
jROのHPより引用

制度の内容は上記のとおりです。シンプルな制度だからこそ年会費が安いのも嬉しいところです。怪我などに関しては別の保険に加入しているのでこれで充分です。

山をなめて「ココヘリ」に未加入だった

ココヘリのHPより引用

山岳保険関係に加入していても、意外と加入者がそこまで多くないのが「ココヘリ」です。

「ココヘリ」は専用の発信機を貸与され、遭難時には警察/消防と連携し位置情報を共有してくれるサービスです。また、三井住友海上の個人賠償責任補償(1億円)アウトドア用品補償(3万円)がついてきます。

jROとセットで加入すれば最高だったのですが、ココヘリ代はケチってきました。何故ならば「人出の多い山をチョイスしているから万が一の場合も大丈夫」「ヘリのお世話にはならない」と山をなめていたからです。

しかし、本格的に山に通うようになってから、先輩トレイルランナーさんや山ヤさんのココヘリ加入率の高さに気づくようになり、また、自分が登ってきた山で遭難事故が多発したこともあり、真剣に加入を考えるようになりました。(※私自身が何度も山で転倒しています)

「jRO&ココヘリ統合プラン」がはじまったので加入

ココヘリのHPより引用

この夏、ココヘリ運営会社がjROを子会社化して「jRO&ココヘリ統合プラン」がはじまりました。なお、jRO会員はココヘリ入会金3,300円(税込)が無料です。

これまでは各々の保険に加入していても、万が一の際の手続きは当然のことながら別々だした。しかし、統合プランができたことで、その煩わしさがなくなりました。自分では手続きが分かっていても、万が一の際に動くのは家族なので、その点が背中を強く押すきっかけとなりました。

また、遭難時の捜索費用に関する対策はできていてもそれは「事後の対策」で、命の危険が迫るような場面では、まずはどれだけ早く自分を発見してもらえるかが一番重要だと気がついたことも加入理由のひとつです。

ちなみに遭難して自分の遺体を見つけてもらえなければ生命保険、住宅ローン関係の保険の適用に時間がかかるだけでなく、最悪の場合は行方不明扱いで適用されない可能性もあるみたいです。

年間5,500円で大きな安心感を持って山に入れます。まだ加入されていない方はぜひオススメします。

投稿者プロフィール

SUNZOC1号
SUNZOC1号
・旅とアウトドア全般を楽しむ
・健康維持を目的にトレランを開始
・SUNZOC2号(妻)に色々作って欲しいとねだる
・このサイトの管理人